北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

書評掲載

今日10月26日の朝日新聞に、『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』の書評が掲載されたようです。

評者は出口治明さんです。

https://book.asahi.com/article/12825103

変わらないことは、難しいとタイトルにありますが、私は変わることの良し悪しより、変わり方、またはどう「変わらないでいるか」の方が大事なのではないかと思っています。

いずれにせよ、かなり的確に意図をくみ取っていただけて、とてもありがたく、励みになりました。

また、お知らせが遅れて恐縮ですが、先日北京時代の友人、しゃおりんさんのブログ「しゃおりんの何でもウォッチ」にも、書評が掲載されました。

http://pekin-media.jugem.jp/?eid=2784#sequel

こちらもしゃおりんさんならではの深みのあるレビューで、ありがたかったです。

『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』いよいよ発売

中国の歴史ある街なみの数々を巡るなかで、

見聞きしたり考えたりしたことをまとめた拙著、

『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』

が亜紀書房さんより発売されました。

遅くとも30日までには全国の書店に並ぶだろうとのことです。

中国各地の28の古鎮に言及していますが、それでも盛り込めなかった古鎮や通りは多々あります。

はみ出してしまったことなど、追ってまた少しずつ綴っていこうと思っています。

『小説導熱体』に達智橋胡同をめぐるエッセイ

現代の中国文学を紹介する雑誌『小説導熱体』に、北京の胡同についてのエッセイを寄稿しているのですが、

今年8月に発売された第2号には、達智橋胡同についてのエッセイが掲載されました。

達智橋胡同と清末の維新派や、老舎の小説を映画化した『我這一輩子』、そしてこの映画の監督と主演を務めた石揮との関係に触れています。

http://www.hakuteisha.co.jp/book/b481294.html

興味がありましたら、ぜひどうぞ。

ちなみに、老舎の文学をこよなく愛したといわれる石揮が監督した『我這一輩子』は、胡同の庶民の生活が生き生きと伝わってくる名作です。機会があれば、ぜひご覧ください。

拙著『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』、アマゾンで予約可能に

 

北京滞在中、中国各地の古い街や村で行った取材をまとめた拙著、

『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』(亜紀書房)

いよいよ

アマゾンでの予約

が可能になったようです。

発売されましたら、また詳細をお知らせしますが、

今回も、取材先で出会った方々はもちろん、出版社の方々にもたいへんお世話になりました。

味わいのある中国の古い街や通りをめぐる、

いろいろな体験や思いを詰めこんだこの一冊。

手に取っていただいた方々も、

ページの合間から世界が広がるような気がしていただけるといいのですが。

はてなダイアリーから内容を移しました

長らく、

http://lecok.exblog.jp

http://spaces.msn.com/members/dongxiang24/

および、はてなダイアリー

http://d.hatena.ne.jp/lecok/

で、『北京・胡同逍遥』

というブログを書いていましたが、このたび「はてなダイアリー」がサービスを終了するということで、

このはてなブログに内容を移しました。

ただ、たいへん申し訳ありませんが、この『北京・胡同逍遥』の方は、今後は胡同や広く中国文化に関して新たにご報告したいことができた場合を除き、更新を停止させていただきます。

なぜなら、このたび、北京からロシアのイルクーツクに移住したことをきっかけに、新しいブログ『イルクーツクの風の音』を始めたからです。

lecok.hatenablog.com

 

もっとも、この『北京・胡同逍遥』にもまだまだ推敲不足の点が数多くあります。

ただ、推敲しようにも、「はてなダイアリー」の方ではすでに、執筆者自身も編集作業ができないので、内容の増補、校正、微調整などは、こちらのブログの方に加えさせていただきます。

とりわけ、この「はてなブログ」では、タイトルなどが「はてなダイアリー」から移されていないケースがあるので、それらのタイトルも可能な範囲で補っていく予定です。