北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

NHKラジオテキスト、5月は「商売で『動く』」

口絵&巻末エッセイ「『乗り』ものがたり」、 現在発売中の5月号のテーマは「障害で『動く』」です。 お手数ですが、こちらでご覧ください。 lecok.hatenablog.com

4月から新連載「行在中国『乗り』ものがたり」

今年度もNHKラジオテキスト『まいにち中国語』の巻頭口絵&巻末エッセイを 担当させていただくことになりました。 今回のテーマは、『乗り物』。広い中国を駆け巡るさまざまな乗り物や、乗り物にまつわるエピソードを綴っていこうと思います。 昨年秋に上梓…

「まいにち中国語」の口絵&巻末エッセイ、本年度最終回は「青竜節」

遅すぎるお知らせとなってしまいますが、NHKラジオ「まいにち中国語」のテキストの巻頭口絵と巻末エッセイ、昨年4月から『"节”で楽しむ一年の節目』というタイトルで投稿させていただいていましたが、今月が最終回です。エッセイは試し読みができず、恐縮で…

古鎮・老街 補記6 つかの間の再会-広東・湛江

このたび亜紀書房より出版された拙著『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』の補記、その5です。 古鎮・老街 補記6 つかの間の再会-広東・湛江

北海道新聞に書評

お手数おかけして、恐縮ですが、以下のブログでご覧いただければ幸いです。 https://lecok.hatenablog.com/entry/2019/12/27/021120

古鎮・老街 補記4 聖なる古樹の村-広西・黄山編

このたび亜紀書房より出版された拙著『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』の補記、その4です。 古鎮・老街 補記4 聖なる古樹の村-広西・黄山編

毎日新聞に書評掲載

11月10日付の毎日新聞に、拙著の書評が掲載されたようです。無料版はさわりだけとなりますが、簡潔にまとめてありながら、丁寧に読んでくださったのが伝わってきて、たいへんありがたいです。 mainichi.jp

『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』 補記その3

お手数ですが、こちらをご覧ください。 古鎮・老街 補記3 聖なる古樹の村-北京密雲編

書評掲載

今日10月26日の朝日新聞に、『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』の書評が掲載されたようです。 評者は出口治明さんです。 https://book.asahi.com/article/12825103 変わらないことは、難しいとタイトルにありますが、私は変わることの良し悪しより、変わり…

『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』 補記その2

こちらのブログをご覧ください。 古鎮・老街 補記2 広州の漢方市場 https://lecok.hatenablog.com/entry/2019/10/19/004217

『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』の補記シリーズ、開始

「イルクーツクの風の音」で、先日上梓した拙著『中国 古鎮をめぐり、老街をあるく』(亜紀書房)の補記シリーズを始めました。 古鎮・老街 補記1 2005年の香港を追憶

読売新聞国際版の記事で拙著を紹介

長らく、記事の更新がないままで申し訳ありません。 先月末、読売新聞の国際版に拙著、『老北京の胡同』をめぐる記事が掲載されました。初めて胡同に住んだ頃のことは、今でもよく覚えています。 現在、胡同そのものが何本も消失するようなケースは減ってい…

シベリアの秋

紅葉色のレンガ シベリア鉄道を初体験 空の色も、陽光の色も、 空気の匂いも、新鮮なのに懐かしい

夏の終わりのバイカル湖

8月末にオリホン島から相棒と見たバイカル湖と 9月頭にイルクーツクの友人の招待で、リストビャンカ近くで見たバイカル バイカル、惚れました。光や風や大地と呼応しあいながら、少しずつ、 または、瞬く間に色を変えていく神秘的で深く、色調豊かな青が、 …

バイカル湖の(湖畔の幼稚園の)船

蓑と笠

ちょっと欲しかったけど、買うのを諦めたものと、 ついうっかり買ってしまったもの

旅のかけら、湖南・おもちゃ編

正体は不明。 でも、なぜか惹かれる。 何なんだろう、この不思議な存在感は。

旅のかけら、湖南・動物編

古鎮で出会った動物たち 古鎮のメロディを奏でているのか 主人の帰りを待っているらしい 食事時には食堂にも早変わりする安宿のロビー

しばらく相棒と旅をしていた。

古い街を巡っていると、よく味のある床屋を見つける。 ふだん、近所に腕のいい床屋がなくなったことを嘆いている相棒は、 ここはもしかして?という希望を抱いて、そういう床屋に入ったりする。 もともと、旅の記念に髪を切るのが好きなのだ。中国の床屋の面…

駆け足の春

北京の春はほんとうに駆け足だ。やっと本格的な春が来たなあ、と思ってから4、5日後ぐらいに、 北京の北西にある798芸術区で見かけたライラックと、 もう春は終わりなのかも、と思ったおとといに、北京の西の古墓で見かけた野の花。 こういう風景を見ると一…

春の日壇公園

春の日壇公園を散歩。 (張全撮影) 早咲きなのか、あるいは北京の春が日本より早く来るからなのか、 すでに終わりが近い様子。 プレートを見ると、1972年に日本から送られた桜らしい。 その奥には、童謡そのままのチューリップ畑 まだつぼみも目立つけれど…

鳴かない青い鳥

しつこく、また水笛のお話。楽器の文化には洋の東西でつながっているものが多いですが、 この水笛もしかりで、 以前訪れたハバロフスクでもロシア人のおじさんが、 プラスチック製のものを路傍で売っていました。どうみても工場で大量生産されたものっぽいの…

無国籍な頭でっかちたち

原稿書きに追われる毎日なんだけれど、 煮詰まってきたので、 またちょっぴりキャラクターの世界に逃避。牛街の友人にもらった、新疆産の列巴(ロシア風パン)。 自分で自分をおいしそうに食べている、 ほんとうにおいしいパン。同じく細長系の春節の灯籠。…

今年もロシアに行こう思っていたのだが、 なかなかめどが立たないので、 去年出会った面々を思い出し、 再訪の希望を温める毎日。以下はハバロフスクの遊園地の風景。 日常に溶け込んだ、さりげない非日常って感じがよかった。 一人、生身の人間が混じってい…

天津ー静岡便は開通したのか

先日嬉しいことがあった。 北京で十五年近くのつき合いがある友人が、 いよいよ日本に旅行に行ったのだ。 彼女は、日本語を学んだわけでも、日本関係の仕事をしているわけでも、 日本文化と格別に親しんでいるというわけでもない。 旅行こそ好きだけれど、い…

長らく更新を怠ってしまい、すみません。 1か月にわたる長旅から戻ってきました。写真は大阪での最後の1日。 重い荷物を運んでくれた相棒へのねぎらいを兼ねて、最後の半日はヨドバシ三昧。 でも、ほぼウィンドーショッピング。さすが商魂の街。看板もポイン…

「誰にも分かりやすく」は難しい

前回の更新からずいぶん間が空いてしまってすみません。 中国在住者が今、これを言うとちょっぴりブラックに聞こえるかもしれませんが、 今のところ、何事もなくのほほんと生きています。じつはわけあって少し前、ちょっくら九州に行っていました。 つもるお…

びっくり大サービス

どこの食品売り場かは言わないけれど、 昨日某スーパーのお肉売り場に行った時のこと。最近は北京でも、わりと安心できる肉が買える場所が増えていて、ここもその一つ。だから、ふだんはあまり買わない肉を、ちょっと買ってみようと思い立つ。 でも残念なが…

アムール川の夕陽

ハバロフスク滞在の最終日に見た夕陽。 前に広がるのはかつてチェーホフも惚れ込んだというアムール川。 最近の極東の動きを追っていると、 どうしてもどこか予兆的に見える風景です。景色は優美ですが、実際はこの時、私は蚊の群れに追われていました。 三…

閲兵ブルーの北京とハバロフスクの風景

先日、北京に戻ってきました。今日は抗日+反ファシズム戦争勝利70周年の軍事パレード。 このイベントのもつ複雑な意味はさておき、 厳しい大気の管理がもたらしてくれた閲兵ブルーは衣服やシーツの洗濯には最適、 というわけで、昨日と今日は洗濯に励みまし…