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2010年に中央公論新社から出させていただいた拙訳の『乾隆帝の幻玉 老北京骨董異聞』
胡同作家、劉一達さんの代表作で、私個人もとても思い入れのある本なのですが、
残念ながら出版から7年が経ったこともあり、まもなく絶版だそうです。
興味があったけれどまだ、という方はぜひ、今のうちにどうぞ。
それにしても、理解ある編集者の方と出会い、無事出版されるまで、とても苦労した本だけに、
やはり寂しいです。
ただ、文庫化や電子書籍化の可能性はまだ残っているそうなので、
そちらに期待したいと思います。