北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『老北京の胡同(フートン)』発売

今日、拙著 『老北京の胡同――開発と喪失、ささやかな抵抗の記録――』 が発売されました。 口絵、挿絵を含め、写真はすべて相棒の張全が撮ったものです。 http://www.shobunsha.co.jp/?p=3433取材にご協力くださった皆様、機会をくださった晶文社の方々。 ほん…

猛ダッシュおばあちゃん

今日、楽しみにしていた自著の見本が自宅に届きました。 明日から日本の書店にも並ぶそうです。 プロモーションの期間の発言はしばらく大人しめにしようと思うので(できるか?)、今の内に初夢のお話を。今年初めての夢は、近所の、歩くのもやっとのはずの…

蔡明亮の『郊游(ピクニック)』と監獄アート、そして唐山の磁器市場

毎度ながら、最近書いた記事についてです。まず、インサイトチャイナの電子雑誌(有料)の映画コラムでは、 台湾の巨匠、蔡明亮の最後の劇場映画とされる『郊游(邦題:ピクニック)』を紹介しました。 http://www.insightchina.jp/newscns/emag/intro/32/ …

ヨーテボリ映画祭で日本映画特集

先日、スウェーデンの友達から、今年のヨーテボリ国際映画祭では日本映画が特集されるという知らせが届いた。 そして今日、いよいよラインナップが到着。 友人がどれを観ようかと迷っていたので、 お勧めの映画を教えてあげるべく、がんばって調べた。タイト…

胡同が舞台の芸術イベントと四合院の再生

年初めに、胡同が舞台となったアートイベントと、四合院の改築が専門の建築家、許さんを紹介しました。 http://www.shukousha.com/column/tada/3854/ちなみに、この記事を投稿した後で得た情報では、鐘鼓楼地区の破壊的取り壊しは、鐘楼・鼓楼間の南北の通り…

年明けはプラス思考で

年初に景気の悪いお話で恐縮ですが、こんな年もあるもんです。まずは、通帳とキャッシュ&クレジットカードを紛失したという「勘違い」から、 日本のメインの銀行口座をあわてて凍らせてしまい、次に、中国でメインに使っている銀行口座からお金をおろそうと…