北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

北京におけるみかんの地位の問題

こういう時だけは流行に乗って(?)ここしばらく風邪気味。昨日あたりからやっと風邪頭のモヤモヤが薄れてきたと思ったら、「締め切り間近」の現実が。なので、今日はつぶやき調。久々に近所の子が遊びに来た。忙しいから構ってやれないのだが、家に親がい…

第一回北京国際写真ビエンナーレと第14回Open国際パフォーマンス芸術祭

北京初の国際写真ビエンナーレの紹介です。予想をいい意味で裏切られました。 まだ「国際」の名は泣いてる感じですが、今後充実することを願っています。 http://www.shukousha.com/column/tada/2620/ちなみに、フェイスブックではすでにシェアしていますが…

花の五目炒め

いつも報告のタイミングを逃してしまうのですが、、 「まいにち中国語の12月号」が発売されたもよう http://www.magastore.jp/product/15523四月からは「みどりの中国」がテーマで、 相棒が口絵の写真を担当し、私が巻末のエッセイを担当しています。今回は…

新聞を読む国、ニッポン

先日、北京の「新京報」に、 「新聞を大いに読む国はいかに鍛えられたか」というオストロフスキーの代表作をもじったタイトルの記事が掲載されていた。 http://www.bjnews.com.cn/world/2013/11/17/293030.html現在、日本でも新聞離れは深刻なので、日本人の…

スプラッター&ミステリーの晩

昨晩、缶詰続きでストレスがたまっていたので、深夜すぎに丸一匹の三黄鶏をさばいてしまった。三黄鶏は、わりと信頼している有機食品スーパーで買ったもの。 放し飼いの鶏のはずだから、鶏としての人生(?)も、一応ある程度は謳歌できたはず、と信じて肉切…

第八回宋荘文化芸術祭

閉幕前に早くまとめなくては!と思っていた第八回宋荘文化芸術祭をめぐる文章がやっとまとまりました。http://www.shukousha.com/column/tada/2589/残念ながら、写真に出てくる屋外の作品の多くは、今はもう撤去されていますが、会期終了まではまだ2日強あり…

故宮の北門で思ったこと

北京、大丈夫?というメールを、最近日本から何本かもらいました。 そりゃ、中国の政治的シンボルである天安門に車が突っ込み、山西省の党のシンボル的場所でも爆弾が弾けたわけなので、いったいどうなっているの?という方がいるのもわかるのですが、郵便物…

世界の美術館データベース 中国

師走はまだなのに、仕事ですでに全力疾走中。 あんたはもともとのんびりすぎるんだから、それぐらいでちょうど良い と言われたら立つ瀬がありませんが。先日、依頼を受け、制作をお手伝いした美術関係のサイトが完成したようです。 産みの苦しみなのでしょう…