北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

2015-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ちょっと嬉しい話

気のせいかもしれないけれど、今年の北京の空気は、去年よりましのような気がする。 大気汚染が問題になりはじめてからは、むしろ指数などをよく見て気にするようになったので、恐らく汚染に「慣れてしまった」のではない(と信じたい)。そんな中、目にした…

週刊金曜日に書評&展覧会開幕

ワンテンポご報告が遅れてしまいましたが、今号の『週刊金曜日』に尊敬する麻生晴一郎さんによる拙著『老北京の胡同』の書評が掲載されました。 また追って記事をアップさせていただきます。ちなみに、麻生さんのご著書『変わる中国』も、お世辞でなく、草の…

張全写真展「胡同游走」が間もなくスタート

5月22日から8月2日まで北京の日本食レストラン&バー、Sake Manzoで相棒が写真展「胡同游走」を開きます。営業時間は晩の6時から12時までです。 興味のある方はぜひ覗いてやってください。「胡同游走」展 Sake Manzo 団結湖北四条甲8号 電話:6436‐1608

恐るべしマンティス

まったくの勘違いかもしれないけれど、最近、実はうちの相棒のファンが少なからずいるのでは、と思い始めたので、調子に乗ってまた相棒ネタを。相棒の隠れあだ名はマンティス(かまきり)である。私がしごく勝手につけたもので、それは相棒が蚊が大嫌いで、…

東方書店のウェブサイト『東京便り』で紹介

今回、『北京・胡同の四季』展実現をサポートしてくださった小林さゆりさんが、東方書店のサイトで拙著についてご紹介くださいました。■ 東京便り―中国図書情報 第17回 【Interview この人に聞く (7)】 『老北京の胡同―開発と喪失、ささやかな抵抗の記録…

ヤダーの声調

正直なところ、私の相棒は、日本との縁が深く、日本人との付き合いも長い割には、 いまだに日本語があまりしゃべれない。そもそも私が 日本語が嫌いになるよりは、楽しく自然に勉強してくれた方がいいや と都合良く言い訳して、厳しく教えていないのも悪いの…

書評と紹介記事とラジオ・テレビ番組

たいへん遅くなって恐縮ですが、感謝の気持ちを表したく、その後、『老北京の胡同』および『北京・胡同の四季』展を取り上げてくださったメディアをご紹介させていただきます。 ちょっと長くなって恐縮です。日経ビジネスONLINE 福島香織さんの「中国新聞趣…