北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

電動車天国

最近見つけた電動自動車ベスト3。 北京ではよく個性的な改造電動バイクが走っているが、オレンジと赤のものはその中でもさすがと思った二つ。三輪と四輪だからすでにバイクじゃないけれど……。黄色い車はおととい行った河北省の某都市で乗ったもの。観光地の…

万松老人塔と古書店「磚読空間」

本好き、老北京好きに朗報です! 前門にある筆者お気に入りの古本屋さん、正陽書局が分店「磚読空間」を開きました。 その様子をレポートしてみましたので、興味のある方はぜひどうぞ。 http://www.shukousha.com/column/tada/3098/本を探しながら、文化財の…

北京は自由なのか

先日、798と黒橋芸術区に行った。 たまたまだが、一日の内に、現代アートつながり、という以外はいろんな立場で北京に住んでいる(または住んでいた)外国人たちの声を聴くことができた。個別に話を聴いたのに、驚いたのは、オランダ人も、フランス人も、イ…

『世界の夢の図書館』刊行

原稿の執筆をお手伝いした本、我が家への郵送分は中国の郵便事情の悪さからか届かなかったのですが、こんなきれいな本になっていたようです。http://www.amazon.co.jp/gp/reader/4767817242/ref=sib_dp_pt#reader-link http://www.junkudo.co.jp/mj/products…

映画『黒四角』とボフミル・フラバル

奥原浩志監督の映画『黒四角』が、5月17日から日本各地で順次公開される。私も縁あって北京で鑑賞できたが、テーマや背景がとても親しみやすい上、いろんな意味で日中の映画人の力を結晶させているのが伝わり、力作だと思った。そこで、ぜひ多くの方に観てい…

『卵と石』のレビュー

ご報告が遅れましたが、電子雑誌版の「インサイトチャイナ」5月号で、黄驥監督の映画『卵と石』のレビューを書かせていただきました。(またまた有料ですみません)撮影を担当した夫の大塚さんによれば、撮影にあたっては4カ月村に滞在し、村に住んでいる…

ユーラ・スーパー&陳澄波の作品展

おととい、1カ月半にわたる缶詰生活を終え、何とか正常な生活に復帰。 禁酒も解禁しようとしたら、何とお気に入りのチーズがカビだらけ。私の住んでいる二環路内はチーズがまともに買えるスーパーがあまりないので、これは結構つらい。 こちら 安徽省産ウォ…