北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

『卵と石』のレビュー

ご報告が遅れましたが、電子雑誌版の「インサイトチャイナ」5月号で、黄驥監督の映画『卵と石』のレビューを書かせていただきました。(またまた有料ですみません)

撮影を担当した夫の大塚さんによれば、撮影にあたっては4カ月村に滞在し、村に住んでいる人の生活に合わせて撮影をしたのだとか。主人公の喜怒哀楽も、全部を撮影した上で、作品では一番自然な表情を使ったのだそうです。

農村で留守児童となった女の子が、つらい体験を乗り越え、新しい環境で自分らしさを見つけ出す姿が感動的です。同じく大塚さんと黄驥が撮った「北京の蟻」と「痕跡」もとても意欲的で深い意味を感じる作品でした。機会があれば、ぜひご覧ください。
http://www.insightchina.jp/newscns/emag/201405/