北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

伝統建築と現代美術

ずっとこればかりやっていたわけではないのですが、結果的に2か月がかりになってしまった取材記事の前編がやっと掲載されました。
http://www.shukousha.com/column/tada/1806/
古いものと新しいもののミックス度がかなり高いと思う北京ですが、
やはり大勢としては「別々にあってほしい」という保守的な見方が強く、なかなか伝統の殻を破るのは難しいようです。でも、日本だって皇居に付設した敷地に外国資本の美術館が来るとなれば論争になるでしょうし、こういう議論が高まり、お互い好きなことを言い合えるようになったというのは、やはりいいことだと思います。