北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

かばん城と黄暁明

先日、取材で河北省の白溝に出かけた時のこと。
巨大なかばん城(かばん卸売市場)があることで知られるこの土地で、ちょっと意外だったのは、
街中に「彼」がいたこと。

ちょっと前に人気が出始めたイケメン俳優、黄暁明。
今はかばん城のイメージキャラクターをやってるらしいのですが、
それにしても、ものすごい露出度。
ここにも、あそこにも、あんなとこにも、

(写真がなぜかアップできないので、後ほど補充します)

って感じで、ここの出身でもないのに、ご苦労なこと。
こんなにイメージを安売りしちゃっていいの? というか、
ここまで大放出したら、たとえファンでもありがたみがなくなるかも。

写真入りの無料のチラシもばっちりもらってきたので、ファンの方はご一報を。
ファンではない私が持っていても無用の長物なので……。

ちなみに肝心のかばん城については、
先日、相棒と二人で毎月投稿させていただいている、
NHKのラジオテキスト、「まいにち中国語」の10月号のコラムで紹介させていただきました。

今回、重点的にご紹介したのは、かばん城で出会ったかばんメーカー兼かばん商人のおじさんのお話。
たたきあげの職人兼商人として改革開放政策の時代を全速力で駆け抜けたおじさんの半生、なかなか豪快です。
https://www.nhk-book.co.jp/shop/main.jsp?trxID=C5010101&webCode=09101102014
ただ、巻頭の口絵は試し読みOKですが、コラムは有料になってしまいます。
ごめんなさい。