北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

朝日・海外通信に「旧市街の横丁と現代アート」

朝日新聞の「海外通信」欄に投稿した記事が、今日の夕刊に掲載されました。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11824106.html

昔ながらの時間も受け継いでいるけれど、実は新しいもの好きでもある、胡同のもう一つの顔に触れてみました。

実は、もっと時間を遡れば、北京での最も初期の現代アートの展覧会は、胡同の中の文化財建築などを借りたりして行われていて、

当時から活躍しているウォレスさんなどは、今でも城壁跡の角楼に構えた紅門画廊でがんばっておられますが、

やはり最近の動きは、もっとがっつりと胡同という空間と関わっている感じで、面白いです。
実際には、本稿で挙げた画廊の他にも、外国人が関わっている画廊や、胡同の中の798的なスペースにある画廊などがいくつかあります。

ちなみに、本文に登場する、吾十画廊については、ベテラン・ブロガーのみどりさんが教えてくれました。貴重な情報をありがとうございます。