今日の北京は
長らく巨大冷蔵庫と化していた我が家のキッチンが、
いよいよ巨大冷凍庫に変わりそうな勢い。
晩には零下16℃まで到達。
寒さがつらい反面、久々に北京の冬らしさを味わえ、嬉しくもある。
もちろんこれは、
温かい部屋にいる時にしか思えない事だけれど。
そんな日に胡同会で見た風景。
ため息がでるくらいの、コバルトブルーの饗き合い。
極められた「寒色」の、吸いこまれそうな深さ。
ずっと見ていたいけれど、そんなことをしたら凍えてしまう。
もちろん、
温かかったら、ゆっくり見られるはず。でも、
春にはぜったいに、この感動とは出会えない。
零下14℃の大気と体感、
そして時を越えた二つの青の化学反応。