北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

暇ではないのに、暇人っぽい新年のご挨拶

我が家の鳥グッズに出演をお願いし、

お遊び版、新年のごあいさつ

YouTubeで、すみません。
このブログの制約で、ビデオはこちらにしか貼れないようです。

実は、今現在は私自身もYoutubeは見られないので、
このリンクが開くかどうかも確かめようがなく、恐縮です。
でも、無理して開く必要はありません。
ほんと、お遊びのご挨拶ですので……。

今回の主演はこちら。

ウグイス笛ならぬニワトリ笛で、

水の中に漬けてから、ちょうどよい角度で鳴らすと、
驚くほど波のある音が出ます。

水笛と呼ばれるものの一種で、
ヨーロッパなどでは同種の笛の音が
ナイチンゲールの声などと形容されるようですが、
このニワトリ笛は、「歌」より「警告」が好きなのか、
オートバイの防犯サイレンのような響きです。

こういったタイプの笛は、中国ではあちこちで見かけ、
このニワトリ君も河南省の開封で買いました。

でも、この挨拶ビデオを作っている最中に、
石油閥や外国人の待遇などをめぐるあれこれ気になるニュースが。

周囲の環境の変化にも気になる点が多く、
今の北京では、とても大きな変化が起きている気がします。

その気配と影響に、もっと敏感でいなくては。

自分で鳴らしたニワトリ君の「サイレン」に、
なんか目が覚まされた気がする、
新暦のお正月です。