爆竹炸裂の元宵節
今日は元宵節。元宵と呼ばれる団子を食べることで有名な日だが、もう一つ大事なのは、
北京の都心で爆竹が許される最後の日だということ。
今朝の新聞の一面には「煙霧があるので、花火には相応しくない」と大きく見出しが出ていた。実際に今、大気はかなり思わしくない状態。でも、爆竹はけっこう鳴っていて、目下エスカレート中。
元宵節は春節休暇を経て北京に戻ってきた人たちが、商売の景気づけのために爆竹や花火をしたりもするため、ある意味、コントロールは春節より難しいかもしれない。
ライバル店同士で張り合いながら花火を炸裂させることさえあるのだから。
私の周りでは、結構景気の悪さが目立っていることもあって、商売が不調だからこそ、よけい派手にやって疫病神を追い払いたくなる気持ちは分からないでもない。
中国には、人生の前半はお金のために健康を犠牲にし、後半は健康のためにお金を使う、といったジョーク(半分以上本音)もある。
そんなこと言ったって、健康あってこその商売でしょう?とは思うけれど、眼前の利益のために環境や人の生死を顧みない、という意味では、彼らを笑えない国から来ている私。昨今の原発再稼働の動きなどを前に、心中かなり複雑。
以下、最近考えさせられた情報の一部。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000020591.html
http://www.at-douga.com/?p=5052
http://www.47news.jp/smp/CN/201402/CN2014021001002591.html