北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

展覧会の紹介記事&相棒がやっぱり老北京だと思う一瞬

張全の個展にすでにご来場いただいたみなさん、ありがとうございます!
次の展示との関係もあって、絶賛延期中?です。

お陰さまで、展示の内容が、人民網のブログで紹介されました。
http://blog.j.people.com.cn/?p=524
こういうブログができたんですね。取り壊しのこともちゃんと取り上げてくださっていて、ありがたいです。

話変わって、

次の目標は?と相棒に尋ねると、クルミでも売ろっかな〜と。
クルミといっても、食べる方ではなく、北京っ子がよく手の中でグルグルと回して、エクササイズをしているあれ、です。揉めば揉むほど艶が出て価値が出る、と言われています。

いい実は一対300万円以上で売れたりもするので、最近は本物そっくりのレプリカ(贋物ともいう)もこっそり売られているようです。

揉まれる前の実はどうやって仕入れるのかというと、気に行った木を田舎で見つけ、木ごと買うのだとか。いい実のなる木は日本円で1000万円以上との噂も。
どこにあるんじゃ、そんな金!

まあ、話をしたのは昨日、エイプリルフールですが……。
でも、お金があったら、冗談のようにホイっと買ってしまうかもしれない、と思うと、お金がないのもいいことかもしれない、と思うのでした。