北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

インサイトチャイナの4月号で映画「無人区」を紹介

電子雑誌『インサイトチャイナ』の4月号に寧浩監督の映画「無人区」のレビューが掲載されました。
http://www.insightchina.jp/newscns/emag/#
単発の寄稿でしたが、久々の映画欄だったこともあり、楽しく書かせていただきました。
ただ、映画欄の試し読みはできないので、買っていただかなくてはならず、恐縮です。

記事を書くために改めて観ましたが、やはり『無人区』、面白いです。検閲が通らず、4年待ちましたが、その甲斐はありました。一見、荒唐無稽に見えて、実は言いたいことを言いまくっています。
媒体の性質上、レビューの中ではやや抑えた言い方となっていますが、実際の映画では、中国で生活や旅行をされたことのある方ならつい頷いてしまうであろう、中国の社会をめぐる強烈な隠喩もあちこちに散りばめられています。機会があれば、ぜひご覧になってください。