北京・胡同逍遥

北京、胡同で暮らした十数年間の雑記 by 多田麻美/ Asami Tada

王小帥『闖入者』レビュー

インサイトチャイナの6月号に敬愛する王小帥監督の新作、『闖入者』のレビューを書きました。
http://www.insightchina.jp/newscns/emag/intro/38/
『闖入者』は三線建設を中心とする国家政策が個人の人生にどう影響したかを、加害者でもあり、同時に被害者でもある人物の視点から描いた傑作です。
映像も美しく、印象に残ります。
記事は有料で恐縮ですが、ご興味があればぜひ映画と合わせてご覧ください。
個人の芸術作品のレベルでは歴史の省察はここまで進んでいる、という意味でも感銘を受けました。