書ってやっぱり面白い

以前このブログでもご紹介した日本人１２人による書道展ですが、遅ればせながらやっと足を運ぶことができました。
会場は中庭に面した気持ちの良いカフェ「Shala CafeBar」。

正直、私は書道に関してはまったくのしろうとで、小学校の頃から書道は大の苦手。学校の書道の授業も「袖が真っ黒になって怒られる」時間としか認識できなかった、たいへん恥ずかしい人間なのですが、それでも、というか恐らくそれだからこそ、美しい書を見ると、心から感心してしまいます。

しかも今回の出品作品は、「ほわー、すごーい！」と見とれてしまうほどの力作ぞろい。

焙煎にこだわったおいしいコーヒーやフルーツ・ティーを片手に、企画者で書家のみどりさん自らの解説を聴きながら鑑賞する、という何とも贅沢な時間を過ごすことができてしまい、こんな果報者になれるほど私っていいことしたっけ？という感じです。

何より今回は、書の面白さ、大きく深い可能性が伝わってくる作品たちを前に、改めて私も自分にできる表現を頑張らなくちゃ、という気持ちになることができました。というわけで、書道だけでなく、広く「表現」に関心がある人にもお勧めの展覧会です。

写真は会場の壁です。すだれのような、さりげなく、でもおしゃれで見やすい展示の仕方も魅力的でした。

DATA：
会期：5月1日〜30日　11:30〜25:00 日曜定休
会場：Shala CafeBar
住所：朝陽区建外SOHO西区17号楼地下1階8816　TEL：57438027